Ⅱ・田名網敬一《記憶の冒険》

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

そのⅠからの続きだよ。


その前に残念なニュースが昨日飛び込んできた。

グラフィックデザイナーの田名網敬一さん死去

ボクが国立新美術館にて
この個展を鑑賞した日の翌日
8月9日の不幸だったそうな(涙)

言葉にならん。。。

享 年 8 8 歳 合 掌 。

さて、気を取り直して・・・

「極彩色」や「サイケデリック」
これらキーワードを遥かに凌駕した
田名網敬一さんの想像を絶する世界観
今回は第4章の展示室から再スタートだ。

ますます混沌とした世界観をご覧アレ。

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

第4章:人工の楽園では
理解不能なオブジェも多数展示!?

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

《蓬萊山に百鶴が飛ぶ図》1986

琳派の昭和版、否、近未来版???

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

第5章:記憶をたどる旅

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

《半寝の夢》1994

人間の潜在意識にはこんなの隠れてたりして?

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

第6章:エクスペリメンタル・フィルム

《Why》1975

新聞や雑誌の画像を拡大すると
確かにこんな映像が浮かんでくるよね。

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

第7章:アルチンボルドの迷宮

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

ますます説明困難な世界観に突入!?

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

第8章:記憶の修築

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

これまたぜんんぜん意味不明。

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

第9章:ピカソの悦楽

キュビズムならなんとなく理解できるかも(苦笑)

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

田名網敬一《記憶の冒険》国立新美術館

キュビズムの洪水。

5000体の仏像を遺した円空も凄いけど
田名網さんの遺した作品数も負けてないかも。。。

さ、最後となるそのⅢへと続く。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

4P目にこんなことが書かれてる。

僕自身が求めている
死後のユートピア
みたいなものが
作品の思考や表現にも
表れていると思います。

KEIICHI TANAAMI

きっと田名網さんは
このような極彩色のあの世で
今、お過ごしになってるんだなと。

合 掌 。