2024.08.08 thu 12:00
なんじゃこりゃぁぁぁ!?
御年88歳
まだご存命の
希代のアーティスト
田名網敬一さん
実は名前すら
存じ上げなかったんだけど
ネットでチラッと見た
冒頭画像のパンフレットが
あまりにインパクトあったんで
とりあえず《記憶の冒険》展にやってきた。
展覧会場は
《ルーヴル美術館展》以来となる
ご覧の国立新美術館。
館のエントランス左端に
なんか変なのがいる!?
河豚???
実は河豚ではなく金魚。
屋外展示《金魚の大冒険》
もちろん田名網敬一さんの制作だ。
さ、早速展覧会場へ行くだ。
まずはプロローグと題したホールから
《百橋図》2024
手前の橋のオブジェも
奥の屏風も同じ作品名だ。
何がなんだか。。。笑
俵屋宗達や尾形光琳
伊藤若冲が見たら
腰抜かすレベルだ(笑)
橋のオブジェには
プロジェクションマッピングの映像も
さらに田名網マニアの女子も!?
とはいえ、田名網さんは
9歳の時に東京大空襲を経験。
火の海と化した東京の街
焼夷弾から逃げ惑う人々の姿
目黒の権之助坂付近にあった
祖父の自宅で飼っていた金魚が
爆撃の光に乱反射した水槽の中で
泳ぐ姿などの映像を脳裏に焼けたことが
田名網アートのモチーフになってるんだとか。
つまり壮絶な経験が生んだアートなのだ。
さ、続いて第1章のホールへ移動。
第1章のホールは
やっぱり派手なんだけど
田名網さんにしてはちょっと地味?
もともと田名網さんは
武蔵野美術大学を卒業後
博報堂の制作部に籍を置くも
オファーが多すぎて1年足らずで独立。
グラフィックデザイナー
イラストレーターとして
多忙な日々をおくってきたそうな。
恐るべし88歳である。
さ、続いて第2章のホールへ。
第2章のホールも一見地味に見えるんだけど・・・
よく観察すると全作カオス(笑)
さ、第3章のホールへ
第3章のホールはイラスト中心。
なんだかホッとする映像素材でおちつけた(笑)
全部で13のホールがあり
以上でやっと1/3観了した次第。
何しろ田名網敬一さんの
60年以上の仕事を詰め込んだ展覧会
そうそうやすやすと見終えるはずがないのである。
今展覧会は特別に3部作に分けて
レポートするつもりなのでしばしお付き合いを。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
出た!105MPH
チャップマン36歳だよ。