2024 大阪・京都の旅 vol.12 京都迎賓館。

京都迎賓館

2024.11.24 sun 10:00


朝一梨木神社
参拝したあとに向かった先は
森を隔ててすぐ隣りの敷地にある

京 都 迎 賓 館

2カ月ほど前にネットで事前予約し
今回が初めての訪問となった。

東京の赤坂迎賓館
洋風の贅沢な建物と庭園だけど
同じく国賓をお迎えするための施設
京都迎賓館は和の伝統美でおもてなし。

人間国宝級の匠の名品を
一堂に集積させた殿堂とのこと
期待で胸が高まらないわけがない。

京都迎賓館・清和院休憩所

集合場所はすぐ隣にある清和院休憩所。

ココで見学料2000円を払い
ロッカーに荷物を預けて
ガイドさんに先導されて見学にいく。

因みに支払いは自動販売機でカード払いもOK。

京都迎賓館

京都迎賓館の玄関。

地味なんだけど庇がめちゃ広い。

京都迎賓館

玄関の反対側からも。

巨大庇なのが分かるかな?

但し、すぐには入館できない。

まずは地下1階への専用通路を移動し
セキュリティチェックを受けてからだ。

京都迎賓館

セキュリティチェック後
ようやく玄関のドアを開けてもらうと・・・

京都迎賓館

やっぱり地味なんだけど
高級旅館の香りがぷんぷん(笑)

京都迎賓館

廊下にひっそり置かれてる
行灯の意匠も気品の塊。

京都迎賓館・聚楽の間

最初に見学した部屋が・・・

聚楽の間

京都迎賓館

調度品に高貴な香りが。。。

京都迎賓館

この安楽椅子が凄い。

鉄や釘を一切使わない
伝統的技法「京指物」を用いた安楽椅子。

鮮やかな赤色の布地は西陣織だ。

京都迎賓館

「鷹羽結び廣口花籃」

竹工芸の人間国宝
故・五世・早川尚古齋の作品

京都迎賓館

「一文字松」

染色作家・伊砂利彦氏の型絵染作品

京都迎賓館

続いては「夕映の間」

天井の意匠も半端ないが
青磁色を基調とする
池を模したという緞通も美しい。

京都迎賓館

「愛宕夕照(あたごゆうしょう)」

京都迎賓館

「比叡月映(ひえいげつえい)」

上の2つの壁面装飾画は
日本画家・箱崎睦昌の下絵をもとに
「綴れ織」という技法で織った織物の作品。

飾り台 ―山紫水明

飾り台「山紫水明」

この蒔絵と螺鈿の飾り台は
人間国宝・北村昭斎氏の監修のもと
息子の北村繁氏が制作したものだそう。

飾り台 ―山紫水明

鏡のようなリフレクション。

京都迎賓館

「光彩」五代・小川文齋作

京都迎賓館

夕映の間から見る庭園。

此処で小一時間お茶したかった。

京都迎賓館

続いては大広間の「藤の間」

京都迎賓館

格子光天井

なんちゅう天井だろ!?

本美濃紙と京指物の伝統的技能が
コラボして造形されてる意匠だそう。

和凧の連凧のようになってる
3段の笠は高さを調節できるらしく
そのパターンはなんと15種類!?

京都迎賓館・藤の間

京都迎賓館

京都迎賓館

壁面装飾「麗花」

日本画家・鹿見喜陌の下絵をもとに
39種類の草花が織り込んだ
綴れ織の技法で織った織物の作品。

床に敷かれた緞通は
壁面装飾に描かれた藤の花が
舞い散った様子を表現しているんだとか。

京都迎賓館

有職織 / 穀

人間国宝・喜多川俵二作。

陛下や皇族の夏の料に使用される特別な織物だそうな。

京都迎賓館

「響流光韻(こうるこういん)」

人間国宝の故・江里佐代子氏の作品。

金箔と銀色のプラチナ箔を使用した
伝統技能「截金」を屈指した超絶に美しい作品。

京都迎賓館

なんて落ち着ける和の館なんだろ。

続いては庭園を拝見。

京都迎賓館

「庭屋一如」の思想をもとに
建物と庭園が一体化した造形になっている。

京都迎賓館

京都迎賓館

京都迎賓館

「天正十七年」と
書かれたこの石柱は
豊臣秀吉が小田原征伐に向かう直前
新たに建造した五条大橋を支えていた石柱だとか。

昭和10年に水害で橋が流されるまで
346年もの間、五条大橋を支えていたそうな。

京都迎賓館

最後に「桐の間」

京都迎賓館・桐の間

全長12mの漆塗りのテーブルが凄い。

ぴかぴかの漆黒だ。

京都迎賓館

京都迎賓館

京都迎賓館

装飾品も気品があふれてる。

京都迎賓館

庭の装飾には秀吉の五条橋の欄干も!?

京都迎賓館

海外からの賓客用に和船まで。

浅い池なので船底は真っ平だ。

以上、日本人なら人生のうち一度は来るべき場所と心得ヨ(笑)

PS.

今度はプレミアムガイドツアー5000円に挑戦したいな。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

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賞金300万円はしょぼいけど
自分のブランド持てるんだったら。。。

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