2024.12.31 tue 14:00
田子の浦に うちいでて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪はふりつつ
山部赤人
百人一首を学んでいると
どうしても行きたくなる場所がある。
それが山部赤人も歌った「田子の浦」だ。
ってことで富士山本宮
浅間大社に参拝したついでに
東海道本線の吉原駅で途中下車し
念願の「田子の浦」に寄ってみた。
JR東海道本線 吉原駅
富士駅の隣駅だ。
実は田子の浦には西側と東側があり
今回寄ってみたのは吉原駅に近い東側のほう。
富士と港の見える公園だ。
阿字神社奥宮
田子浦仏舎利塔
かなりインパクトがある
こんな建造物もあったりする。
石水門碑
展望台
山部赤人が歌を詠んだときの
奈良時代のイメージは皆無だった(涙)
でも、富士山は裾野までめちゃくちゃ良く見えるので良し。
但し、めちゃくちゃ強風なので要注意。
立ってられないほどの強風で
スマホが吹っ飛ばされるかと思ったヨ。
因みにコレが対岸西側の
ふじのくに田子の浦みなと公園にある
富士山ドラゴンタワー
ついでに吉原駅近くの
鈴川港公園 津波避難タワーへ
コチラも素晴らしい富士山が拝める。
さ、鈍行で東京さ帰るだ。
PS.
実は百人一首に収められた
山場赤人の歌には長歌が存在する。
以下がそれだ。
天地の分れし時ゆ 神さびて 高く貴き駿河なる不尽の高嶺を 天の原振りさけ見れば
渡る日の影も隠らひ照る月の光も見えず
白雲もい行きはばかり時じくそ雪は降りける
語り継ぎ言ひ継ぎ行かむ不尽の高嶺は
覚えておいて損はない。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
間一髪。。。笑