摩訶不思議な世界デス。
写真集や写真展で展開してきた
「水中ニーソ」なるものが
何やら月刊化されるとか。
「水中にニーソ」って一体何モノ?
人間の身体って肺以外にも
お腹の中とか、腸の中とかに
沢山の空気が入ってるんですが、
水中10mまで潜ると、
その空気が圧縮されて、
半分くらいになるらしいんデス。
よって、
身体のプヨプヨした部分含めて
キュッと圧縮されるので、
究極の絞られた体型になるんだとか。
ってことは、
女子にとってはダイエット啓発本?
男子にとっては単なるエロ本?
興味がありましたら、
ぜひ定期購読如何でしょ?(笑)
PS.
さて、話は変わりまして、
文藝春秋の1953年6月号に
かの吉田茂元首相の側近だった
白洲次郎氏が、我々子孫を
思いやるようなとても素敵な言葉を
以下、残してくれてましたので、
ぜひお時間あればご一読下さい。
因みに次郎さんこの時51歳デス。
題名:「頬冠りをやめろ!占領ボケから立ち直れ。」
吾々の時代にこの馬鹿な戦争をして
元も子もなくした責任を
もっと痛切に感じようではないか。
日本の経済は根本的の立ち直しを
要求しているのだと思う。
恐らく吾々の余生の間には、
大した好い日も見ずに終わるだろう。
それほど事態は深刻で、
前途は荊の道である。
然し、吾々が招いたその失敗を、
何分の一でも取りかえして、
吾々の子供、我々の孫に
引き継ぐべき責任と義務を私は感じる。
裏方に徹した白洲次郎氏の
目に見える最大の功績と言えば、
通産省を作ったことでしょうか。
次郎さんの作った通産省はその後、
TBSドラマ「官僚たちの夏」の
ストーリーでも見られたように、
世界中への日本製品の輸出を促進させ、
奇跡と言われた日本の経済復興を
導いたことにあるのかなと。
この子孫を思いやる心優しい言葉、
時代は違えど肝に銘じたいところです。