北斗神拳 佐藤可士和 vs 南斗聖拳 水野学。

佐藤可士和 水野学 kasiwa_sato_manabu_mizuno

二人の天才アートディレクター、
それぞれの流儀を考察してみた。


お馴染み佐藤可士和本は
既に基本的な7冊を読破し、
マニアの域に達してるが(笑)

中川政七商店
ブランディングや
くまモンをクリエイティブした
もう一人の天才ディレクター
グッドデザインカンパニー代表
水野 学氏の著書は
未だ手にしていなかった。

「センスは知識からはじまる」
 by 水野学 ★☆☆☆☆

そんなわけで、
本書を初めて読んでみた次第。

結論から述べると、
残念ながら内容乏しく、
評価は星1つレベルだったので、
敢えてお薦めはしない。

がしかし、

本書を読んでみるに
水野学氏と佐藤可士和氏、

このふたりの天才が
クライアントから依頼される
ショップなり、アイテムなりを
ブランディングする際、

二人のアプローチ方法が
対極に位置していることが
誰の目にも明らかと感じた。

その相違点に関してだけ
以下簡単にレポートしてみたい。

佐藤可士和氏は北斗神拳、
水野学氏は南斗聖拳?

実はそうなのだ。

ご存じ北斗神拳は
身体の内部にある急所
すなわち経絡秘孔をつくことで
人体の内側から破壊する拳法だ。

つまり、
佐藤可士和氏は
クライアントの
心の底に眠っているモノや
ショップへの愛情を掘り起こし、
その想いを見える化して、
クリエイティブしていく手法。

対して南斗聖拳は
外部から圧倒的な打撃を与えて
人体を外側から破壊する拳法だ。

つまり、
水野学氏は
クライアントの事業領域を
徹底的に調べ上げて、
専門家並の知識を付けてから
クリエイティブしていく手法。

洗濯機を例に挙げるなら、
洗濯機の歴史から未来予想、
また世界中の洗濯機を集めて
その使い勝手などを徹底調査、
圧倒的な知識をつけた上で
クリエイティブしていく、
そんな手法を得意とする。

よって、本書のタイトルが
「センスは知識からはじまる」
というわけなのだ。

佐藤可士和氏と水野学氏、
二人の天才の相違点を
漫画「北斗の拳」を参考に
以上のように語ってみたが、
感じ取って頂けただろうか。