酒場でジョーク十番勝負 開高健 x 島地勝彦。

蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負 開高健 島地勝彦

とことん笑えます。

そして、

最後に泣かせてくれます。


ボクの敬愛する師匠二人
今は亡き文豪・開高健先生と
伊勢丹メンズ館8階にて
土日限定のバーテンダーを
なさっている島地勝彦先生が
お酒を酌み交わしながら
下ネタ満載の、それでいて
エスプリのどっぷり効いた
ジョークを飛ばし合ったのが
コチラの画像の書、

蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負 開高健 島地勝彦

蘇生版 水の上を歩く? 
酒場でジョーク十番勝負。

島地勝彦先生が
まだ週刊プレイボーイの
編集長だったとき、
既に名を馳せていた
開高健先生に
週プレ読者の悩み相談
「風に訊け」の企画を
無理やり受けて貰って以来、
意気投合されたのことですが、
本当に仲が良い。

そして、底抜けに面白い。

例えばこんなジョークが
掲載されてたりします。

新入社員の新聞記者が、
記事はできるだけ
簡潔に書けとデスクに言われて、
書いてきた。

「トム・スミス氏は、昨夜九時
自宅ガレージにて
愛車の燃料タンクに
ガソリンがあるかどうかを調べるため、
マッチをすってみた。
あった。享年四十四歳」

蘇生版 水の上を歩く? 酒場でジョーク十番勝負 開高健 島地勝彦

ご覧の通り二人して大笑い。

ぜひ本書を読んで、
このように大笑いして
寿命を延ばして頂きたい。

で、どれだけ二人の
ジョークのオチが理解できるか、
そこも合せて確認頂きたい。

因みにボクはというと、
6割は理解できたものの
残り4割はオチが分からず(涙)

まだまだ修行が
足らないってことで、
博識をつけた後、
再び読み直したいところデス。

特に注目は4番目の勝負デスよ。

★★★★☆
蘇生版 水の上を歩く? 
酒場でジョーク十番勝負 
著者:開高健島地勝彦