緑に輝く東福寺。
2017年に紅葉の東福寺を拝観してますが、当時はあまりに人が多く落ち着いて拝観できなかったので、今回リベンジにやってきました(笑)
やっぱり重森三玲が作庭した方丈庭園は素晴らしいのひとことに尽きます!
こちらが東福寺三門。
蓮の花が咲く季節にどうぞ。
東福寺仏殿の天井に描かれた龍図。
制作者は堂本印象(1891年12月25日 – 1975年9月5日)。
東福寺本坊庭園・南庭。
蓬莱神仙思想の意匠形態による枯山水の石庭。
蓬莱、瀛洲、壺梁、方丈の四神仙島を石だけで構成している珍しい庭なんデス。
東福寺本坊庭園・西庭「井田の庭」。
市松模様に説明は要らないですよね。
重森三玲は普門院の市松砂紋に影響を受けて作庭したのではないかと言われています。
東福寺本坊庭園・北庭。
お馴染み西庭の大市松に対しての北庭の小市松。
右に向かって市松模様がフェイドアウトしていくデザインが素敵。
重森三玲のセンス抜群。
因みに真四角の石は南庭の門前に敷かれていた石を再利用したものだそうデス。
東福寺本坊庭園・東庭。
北斗七星の形に高さの違う円柱形の石が配置された枯山水。
何故に北斗七星の形にしたのかは存じ上げません(汗)
以上、いくつもの個性的な庭園に時間を忘れて癒されるのが東福寺の特徴かと。
また、どの庭園も廃材を利用して作庭されてるのが禅寺らしくエコで良いですネ。
方丈庭園以外にも開山堂前の築山庭園も見所なので忘れずに。
そして、紅葉を待つ緑の楓谷。
やっぱり何度でも訪れたいお寺さんデス。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□
型”をつくること、後世に伝えること。 それが企業としての使命だと考えています
by 重松 理 ユナイテッドアローズ名誉会長
その「型」が普遍的であれば必ずや後世に語り継がれるはずと思います。
室町時代、能阿弥や相阿弥が書き遺した「君台観左右帳記」がそうであったように。