2022 京都の旅 vol.03 旧三井家下鴨別邸。

旧三井家下鴨別邸

2022.11.22(火)12:10~


大徳寺・大仙院より
東山方面に向かう途中

下鴨神社の行列といえばの
加茂みたらし茶屋を横目に
一応外からチラッとだけでも
眺めておくかと向かったさきが
下鴨神社の真南すぐ傍に位置する

旧三井家下鴨別邸

この日は休館日と思っていたが
なんと開館してるというではないか!?

で、急遽予定を変更し
慌てて入館と相成った次第。

旧三井家下鴨別邸

門前で出迎えてくれたのは紅葉の絨毯。

旧三井家下鴨別邸

大正期に増築された重厚な玄関。

この玄関から入館して
主屋への渡り廊下の途中にある
出口から外に出てみると現れたのが・・・

旧三井家下鴨別邸

明治期に建てられた望楼付きの主屋だ。

左:玄関棟、中央:主屋、右:茶室

旧三井家下鴨別邸

主屋と茶室

前庭には小さいながら池もある。

なんと贅沢な別邸!?

旧三井家下鴨別邸

主屋の屋敷内に入ってみよう。

旧三井家下鴨別邸

掛け軸にあったのは
応挙館で37分割された
佐竹本三十六歌仙絵巻の
大中臣頼基の部分のレプリカ

筑波山
いとどしげきに
紅葉して
道みえぬまで
おちやしぬらん

大中臣頼基の部分は
三井物産創業であった
益田孝の子・益田信世が
手にしていたがその関係から?

旧三井家下鴨別邸

つくばい

さすがに柄杓は置いてないね。

さ、続いて主屋2階へ。

旧三井家下鴨別邸

旧三井家下鴨別邸

まさか廊下は吹き曝し?

と見えなくもないが
もちろん雨戸は戸袋に隠されている(笑)

旧三井家下鴨別邸

2階から眺めた中庭。

池泉回遊式庭園には及ばないが
小さながらも回遊式庭園が存在。

旧三井家下鴨別邸

旧三井家下鴨別邸

2階屋敷内には意外にも質素な部屋が並ぶ。

旧三井家下鴨別邸

2階に設置されていた洋式トイレ

なんと水洗式だったそうだ。

因みにメーカーは名古屋製陶所

ノリタケの創業者のひとりで
技師長でもあった飛鳥井孝太郎の会社

なんと贅沢な!

旧三井家下鴨別邸

さ、最後は望楼に上がる。

旧三井家下鴨別邸

木が茂っていて見えないが
昔は賀茂川の絶景が望めたらしい。

旧三井家下鴨別邸

東には比叡山も。

 

なお、茶室見学を忘れる!?
という大失態があったことを
最後に付け加えておくことにする(涙)

※入館料:大人500円、望楼見学料:500円

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

侘びなかえるさん(笑)