いったい何しに国会へ?
1年と2カ月をかけて(苦笑)
やっとこさ村上春樹著書の
《街とその不確かな壁》を
読了したことはコチラで報告した。
がしかし、、、
この小説には源典ともいえる
習作的な小説が存在してるらしい。
1980年に刊行された
『文學界』9月号に掲載された
《街と、その不確かな壁》がソレである。
その小説のやっかいなところは
村上さんの意向により単行本どころか
全集にさえ一切収録されてないらしい。
よって、『文學界』9月号を
手に入れるか、その記載部分の
P44-99を複写するしか読む手立てがないのだ。
で、国会議事堂裏にある
永田町の国立国会図書館で
『文學界』9月号の小説記載部分を
複写するためにやってきたというわけ。
※国立国会図書館の
来館複写サービスについては
コチラを参照のこと。
結果、無事27枚 x 16円 = 税抜432円でGET。
5年後の1985年に発行された
《世界の終りとハードボイルド
・ワンダーランド》の世界観を生みだし
《街とその不確かな壁》のもとになった
中編小説《街と、その不確かな壁》
コピー紙ながら読むのが楽しみでならない。
因みにこの小説が全集にさえ
収録されなかった理由は
1980年当時の村上さんには
この世界観を描くだけの力量がなく
いずれ改めて書こうと思っていたからだとか。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
ジブリの世界をAIで創造?凄