2019 京都の旅 vol.13 御室仁和寺。

御室仁和寺

創建は888年、開基は宇多天皇。


御室仁和寺と言えばかれこれ30数年前の大学生時代、仁和寺前の通りが通学経路に当たってまして、数百回は通過してるはずなんデス。がしかし、拝観したのは今回でまだ2回目。しかも初めて拝観したのは学生時代ではなく、卒業した8年後!?なんて罰当たりな人生なんでしょ(滝汗)

さて、そんな縁遠かった御室仁和寺ですが、観音堂の堂内障壁画が初めて公開されると聞いて慌てて訪問した次第。もちろん新美の巨人たちの受け売りデス。以下、さっとご案内しますデス。

御室仁和寺

二王門を抜けて長い参道の向こうに見えるのが中門。

仁和寺

御室仁和寺で最も有名な景観ですネ。実はこの時期、幸か不幸かカメラ撮影のベストポジションと言われる宸殿の廊下が工事中でして、別ポジションからの撮影では光格天皇遺愛の席があったとされる茶室・飛濤亭と五重塔が被ってしまうという悲劇。いつかリベンジせねばなりませぬ。

また、尾形光琳の屋敷から移築されたという遼廓亭を見逃すという大失態(涙)どちらにしろリベンジの再訪必至デス。

御室仁和寺

霊明殿

御室仁和寺

国宝の金堂

江戸時代のはじめ慶長年間のごろ、京都御所の内裏が再建された際に紫宸殿や清涼殿などをここ仁和寺に移築したそうなんですが、まさにその旧紫宸殿がこの金堂にあたるそうデス。

因みに現存する最古の紫宸殿でもあるそうで、後陽成天皇と後水尾天皇がこの紫宸殿で即位の礼をされたのではないかと言われています。また同じく移築された清涼殿は御影堂として現存しています。

御室仁和寺

経蔵

内部中央に総計768の経箱が備えられた八面体の回転式書架(輪蔵)は圧巻デス。

御室仁和寺

五重塔

御室仁和寺

御室仁和寺

御室仁和寺

御室仁和寺

御室仁和寺

門跡寺院として皇室とゆかりの深いお寺さん故に宸殿には大和絵風の豪華絢爛な襖絵や障壁画がご覧の通りテンコ盛り!これら鑑賞するだけでも価値ありデス。

さて、今回の拝観の最大の目的であった観音堂の堂内障壁画は残念ながら撮影不可だったため、コチラの映像でご確認ください。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

初・渋谷スクランブルスクエア。

13階から見えるのはお洒落な渋谷フクラス。