2020.11.21(土)15:00~
やっとこさ相国寺承天閣美術館にお邪魔できました。
昨年秋に相国寺に参拝した際は、運悪く承天閣美術館は休館(涙)相国寺のみ参拝するかたちになりましたが、今回はその逆。
コロナ禍により相国寺の秋の特別参観は中止となり、承天閣美術館のみ鑑賞できたという次第デス。そのせいか美術館内は非常に空いていたような・・・
こたびの企画展テーマは「いのりの四季-仏教美術の精華」。
仏教美術については、まだまだ勉強不足なんですが、こんな素敵な作品たちを鑑賞できてにんまりデス。
中央の「観音図」は狩野探幽筆
左の猿猴図は 狩野尚信筆
右の猿猴図は 狩野安信筆
つまり狩野三兄弟による貴重な合作というわけデス。
因みに探幽は鍛冶橋狩野家、尚信は木挽町狩野家、安信(養子)は狩野派宗家・中橋狩野家の祖となっています。
「竹林猿猴図屏風」長谷川等伯筆
中国僧・牧谿の「観音猿鶴図」をオマージュして描かれた作品デス。
「松林図屏風」の先駆けとなる雰囲気がどことなく漂ってます。
伊藤若冲筆「葡萄小禽図(ぶどうしょうきんず)」
伊藤若冲筆「月夜芭蕉図(つきよばしょうず)」
この2種の水墨画はもともと鹿苑寺大書院の障壁画の一部を移設して復刻したもので、現在常設となっています。
その他にも、伝牧谿筆「観音図」、円山応瑞筆「朝顔狗子図」などといったお宝作品を鑑賞。
境内の紅葉もお見事でした。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
51歳!?驚
@shihohara