映・二百三高地。

映画二百三高地

海は死にますか、山は死にますか。


時にしてボクが15歳
1980年に劇場公開された

映画・二百三高地

日露戦争の激戦のうち
旅順攻囲戦を描いた名作だ。

さだまさしの名曲
「防人の詩」が主題歌となり
毎日のようにCMで聴いていた覚えがある。

キャストも名優揃いだった。

仲代達矢(乃木希典)
あおい輝彦(小賀武志)
森繁久彌(伊藤博文)
天知茂(金子堅太郎)
神山繁(山縣有朋)
若林豪(上泉徳弥)
夏目雅子(松尾佐知)
野際陽子(乃木静子)
赤木春恵(木下モト)
丹波哲郎(児玉源太郎)
三船敏郎(明治天皇)
松尾嘉代(昭憲皇太后)

がしかしだ。

劇場公開から42年
恥ずかしながら
テレビでの放送を含め
未だ鑑賞したことがなかった。

で、昨年の京都の旅にて
日露戦争の開戦前に行われた
首脳会議の会場であった
無鄰菴の洋館に訪問したこと

日露戦争前に起きた悲劇
八甲田山」を観たことなどが
引き金となってようやく
Youtubeで目にすることが叶った。

本作の鑑賞を終えて
最初に浮かんだ言葉がコレ。

あぁ、もっと早くに観とけばよかった。。。

西欧の列強国が
ライオンが狩りするが如く
アジアを食い散らかしていた時代

キリンやバッファローが
子供を守ろうとするのと同様
たとえ負けると分かっていても
戦うしかなかった時代だったんだなと。

さだまさしの歌声が沁みてくる。。。

命を賭して日本を守ってくれたご先祖様に感謝あるのみ。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□

203高地

現在の203高地

山の麓は桜の名所になってるとか。