Christian Dior: Designer of Dreams – Expositions
メゾンブランドの展覧会として
過去にこんなところにお邪魔した。
2016. 空へ、海へ、彼方へ──旅するルイ・ヴィトン
2021. LOUIS VUITTON &
2021. Gucci Garden Archetypes
2022. LOUIS VUITTON「SEE LV」
2022. ガブリエル・シャネル展
以上どのブランドの展覧会も
メゾンブランドに相応しい
超豪華なエキシビジョンであった。
がしかし、、、
それらの展覧会を
遥かに凌駕する内容だったのが
清澄白河の東京現代美術館にて
2023年5月28日まで開催されている
クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展
パリ装飾芸術美術館を皮切りに
ロンドン、ニューヨーク、上海
ドーハなど世界中の都市を巡回し
ただ今東京で開催してるとこなんだけど
超絶人気につきチケット入手困難!?
4月1日に2023年度新発行分の
MOTパスポートをなんとか手に入れ
今更ながら訪問してきた次第である。
どんだけ凄いのかって?
百聞は一見に如かず
兎に角以下画像の嵐をご覧アレ。
最初に出迎えてくれるのは
ニュールックの象徴《バージャケット》。
のっけからすんごいインスタレーションだ。
因みにいくつか並んでる
ガラス張りのチェアは
お馴染み吉岡徳仁氏デザインのモノだ。
北斎のビッグウェーブ!?は
2007年・ジョン・ガリアーノ作。
サーフェスは障子風!?
会場のセットデザインは
OMAニューヨークオフィスの
建築家・重松象平氏によるモノ。
着物風のコレクションも
2007年・ジョン・ガリアーノ作
「蝶々夫人」がテーマだとか。
桜が散りばめられた
これらのコレクションは
マリア・グラツィア・キウリ作
マルク・ボアン
ジョン・ガリアーノ
マリア・グラツィア・キウリ
ため息モノだったのは
真っ白なディオールのアトリエ。
ずらりと並ぶ仮縫いのアーカイブ。
コロラマ来た。
惚れ惚れするほど美しい。
単なる端切れだって
ディオールの手に掛かれば・・・
そして、圧巻だったのが・・・
アトリウムに並ぶ
ディオールのドレスと
プロジェクションマッピング
チームラボを彷彿させるよね。
ミス ディオールのCMにて
ナタリー・ポートマンが着用したドレス
天井を覆ってる白い装飾は
切り絵アーティスト・柴田あゆみ氏制作。
写真家・高木由利子
花と単品で極限まで美しく。
世界中のセレブたちが
実際に着用したドレスが勢ぞろい。
もちろんレディ ディオールも。
ゴージャス。
名和浩平コラボモデル。
いよいよ最後のインスタレーション。
古代エジプトをはじめ
世界中の国々を代表する
ファッションが一同に並ぶ。
《クリスチャン・ディオール》生島国宜作
メゾンブランドにとって
アーカイブを大切に遺しておくこと
それこそがメゾンブランドの生命線なのだと
あらためて思い知らされた次第。
他の都市で開催されたDesigner of Dreamsもどうぞ。
2017.07 パリ装飾芸術美術館
2019.02 ロンドン・ヴィクトリア&アルバート博物館
2020.07 上海・龍美術館
2021.09 NY・ブルックリン美術館
2021.11 ドーハ・M7
2022.12 東京現代美術館
さ、あと最低2回は観に行かねばだ。
PS.
地味なセットから生まれる極限の美。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
大谷さん 昨日は神!