京都の旅 vol.4 風神雷神、そして龍が舞う建仁寺。

2017年11月27日 12:30~


2014年春に東京国立博物館で開催されてた開山・栄西禅師800年遠忌 特別展「栄西と建仁寺」、またUAのPOGGYさんのコチラのイメージ映像を鑑賞して以来、京都に旅したときは是が非でも参観してみたいと思っていたのが、俵屋宗達の最高傑作 国宝「風神雷神図屛風」を所蔵していたことで知られる建仁寺(創建1202年)デス。

「所蔵していた」というのは、実は現在「風神雷神図屛風」の本物は、京都国立博物館に寄託されてるからでして、建仁寺で鑑賞出来る冒頭画像の襖絵は高精細複製品、つまりレプリカってわけなんですネ。そんなわけで、年季の入った本物をご覧になりたい方は京都国立博物館に足をお運びくださいませ。

それでは、以下京都最古の禅寺「建仁寺」の今をとくとご覧ください。

まずは建仁寺のシンボルとも言える法堂。

巨大木造建築が多い京都の神社仏閣にあって、ミニマルなサイズながら凛とした佇まいがイカしてる木造建築でボクのお気に入りのひとつデス。

法堂の天井には、日本画家の小泉淳作画伯が約2年の歳月をかけて描いた「阿吽」の双龍(2002年完成)がご覧いただけます。

因みにこのような双龍の天井絵は、禅寺の本山の多くの法堂(はっとう)や仏殿で見掛けることができ、東福寺の堂本印象画伯作や大徳寺の狩野探幽作、相国寺の狩野光信作、南禅寺の今尾景年作などがよく知られています。龍神は水をつかさどることから火事避けという意味もあるようですネ。

そして、建仁寺と言えば「風神雷神図屛風」に続くのが、海北友松作の重要文化財「雲龍図」。

コチラもレプリカになりますが、実際に襖として使われているだけあってレプリカでも迫力十分デス。

因みに本物は「風神雷神図屛風」と同様に京都国立博物館に寄託されています。

さ、続いては禅寺の神髄ともいえる建仁寺ご自慢のお庭の数々をどうぞ。

方丈広縁前に広がる枯山水の「大雄苑」。

方丈裏にある納骨堂。

因みにこの方丈の建物は、関ヶ原の戦いで敗れ、石田三成とともに六条河原で処刑された安国寺恵瓊が安芸の安国寺より移築させたそうな。その縁で恵瓊の首塚もこの納骨堂の裏に建立されています。

大書院と小書院の間にある「潮音庭」。

1日中ぼうっとしてられそうなお庭がいっぱいデス。

以上、京都五山第三位の禅寺「建仁寺」、何度でもお邪魔したくなるような素敵パワースポットでございました。

京都の旅 vol.1 紅葉の東福寺
京都の旅 vol.2 方広寺鐘銘事件
京都の旅 vol.3 坂本龍馬・中岡慎太郎墓所
京都の旅 vol.4 建仁寺