2018 京都の旅 vol.10 島原の角屋。

島原大門。


江戸の吉原、大阪の新町と並ぶ
京都の遊里・島原へ訪問。

新選組隊士たちだけでなく
久坂玄瑞をはじめとする
幕末の志士たちも多数
利用したとされる遊里である。

因みに島原の名前の由来は
六条三筋町から
この地に移転するよう
幕府から命令が下された際
その移転騒動が島原の乱に
似ていたからだとか。

諸説あり。

その島原の遊里の中で
今も見学ができる唯一の揚屋が

角 屋 ( す み や )。

入館料:一般1000円
2階も見学する場合は+800円

1階の台所。

絵になる釜戸。

箱階段。

西郷隆盛が足洗に使った木桶。

この西郷さんの木桶のおかげで
太平洋戦争中に命令された
建物取り壊しから救われたとか。

角屋の家紋。

1階の離れにある松の間。

芹沢一派が粛清された夜
この松の間で新選組は宴会し
芹沢一派の3人に対して
酒をたらふく飲ませてたとか。

襖絵は幕末の絵師・岸連山による
「金地桐鳳凰図」。

松の間の由来になった庭の臥龍松。

新選組の刀傷。

ガッツリ斬られている。

2階は写真撮影禁止なので
ご覧頂くことはできないが
2階の部屋にも新選組隊士たちの
沢山の刀傷が残されているので
ぜひ見学して頂きたい。

特に青貝の間は必見だ。

輪違屋。

島原の置屋兼お茶屋。

芹沢一派事件の際
平間重助と同衾していたのが
この輪違屋の芸妓・糸里だったとか。

2018 京都の旅 vol.01 青蓮院門跡
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2018 京都の旅 vol.05 二尊院
2018 京都の旅 vol.06 常寂光寺
2018 京都の旅 vol.07 天龍寺
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2018 京都の旅 vol.09 新撰組屯所跡地
2018 京都の旅 vol.10 島原の角屋

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

きんせ旅館

名前に旅館はついてますが
宿泊はできません。

レトロな店内のカフェなので
島原に訪問した際はぜひ。