2018 京都の旅 vol.9 壬生の新撰組屯所跡地。

言わずと知れた新選組の聖地。


幕末の時代
数々の武勇伝を遺した新選組。

その新選組の聖地こと
壬生村に再び訪問してきた。

まずは地図をご覧いただきたい。

阪急四条大宮駅から
徒歩で15分ほどの場所に
密集しているから分かり易い。

さて、清河八郎率いる
浪士組の面々約200名が
江戸より京の街にやってきた時
前川家・八木家・南部家・中村家
などいくつかの郷士の屋敷に
分宿したとされるのだが
そのうちのひとつがこの八木邸。

新選組の主要メンバーとなる
以下に明記した浪士たちが
初めの頃この八木邸の離れに
投宿していたことで知られる。

◆ 芹沢グループ

芹沢鴨
新見錦
平山五郎
平間重助
野口健司

◆ 近藤グループ
近藤勇
土方歳三
山南敬助
沖田総司
永倉新八
井上源三郎
原田左之助
藤堂平助

因みに入場料は1000円(茶菓子付)

この八木邸で起こった事件として
最も有名な事件が近藤一派による
芹沢一派粛清事件だ。

今も現存する八木邸本宅の
この部屋で事件は起こったという。

島原の角屋での新選組の宴会の後

芹沢鴨と菱屋の妾・お梅
平山五郎と桔梗屋の芸妓・吉栄
平間重助と輪違屋の芸妓・糸里

以上の3組の男女が
この部屋で同衾していたところを
土方歳三、山南敬助、沖田総司、
原田左之助の4人と思われる
近藤一派に襲撃されたと伝わる。

※室内の写真撮影は不可

新選組の筆頭局長であった
芹沢鴨は神道無念流免許皆伝の
腕前であったが

八木家の母と子供が眠る
隣の寝室に逃げ込んだ際
部屋に置かれていたこの机に
足を取られて倒れこんだところで
トドメを刺されたそうだ。

部屋の鴨居にはその際についた
刀傷もしっかり残っている。

なお、ボランティアのガイドさんが
当時の様子を15分ほどかけて
詳しく説明してくれるのだが
長居して二人のガイドさんの
説明を聞いたところ
ガイドさんそれぞれによって
芹沢一派の粛清された理由が
異なるのがなかなか興味深い。

何故芹沢鴨は粛清されたか?

農民階級であった近藤一派に対し
武士階級であった芹沢一派が
あまりにも高飛車であったとか

芹沢が大阪の商家で借金をした際
その保証人として勝手に会津藩侯の
名前を書いて藩侯の逆鱗に触れ
近藤に密命が下されたとか

尊王攘夷派の有栖川宮に取り入ろうと
していたのが会津藩に発覚したとか

つまり諸説あるということだろう。

なお、芹沢鴨と菱屋の妾・お梅
平山五郎の3人は命を落としたが
平間重助と吉栄、糸里の3人は
命からがらその場から逃走している。

続いては旧前川邸。

一般公開はされていないが
建物の一部を使って
土産物が販売されているため
ごく一部ではあるものの
雰囲気を伺い知ることができる。

山南敬助自刃の間などが
今も現存しているそうだ。

奥に見える蔵の中で
枡屋喜右衛門こと
尊攘派の古高俊太郎が拷問され
その自白により
池田屋事件に繋がったと伝わる。

最後に伺ったのは
境内が新選組の兵法調練場に
使われていたという壬生寺。

壬生塚にある近藤勇像。

左は芹沢鴨と平山五郎の墓。

右の墓は以下の隊士が眠る。

阿比類鋭三郎
田中伊織
野口健司
奥澤栄介
安藤早太郎
新田革左衛門
葛山武八郎

因みに阿比類鋭三郎は
壬生浪士組として
最初に亡くなった隊士。

田中伊織は同日に切腹した
新見錦ではないかという説もある。

奥沢栄助と安藤早太郎
新田革左衛門の3人は
池田屋騒動の際に戦死。

合掌。

 

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

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