2018 京都の旅 vol.5 二尊院。

紅葉に燃える二尊院。

藤原定家が小倉百人一首を
選定したとされる時雨亭の遺構が
遺っているとされてるのが此処

小倉山 二尊院。

今京都で最も人気のあるエリア
嵯峨嵐山の地に9世紀頃
嵯峨天皇の勅命により
建立されたと伝わっている。

2012年秋のJR東海のCM
「そうだ京都、行こう」でも
撮影されたことのあるお寺なので
ご存じの方も多いだろう。


紅葉が美しい参道が自慢だ。


二尊院のもうひとつの見所
それは誰でも鐘を打つことができるのだ。

ゴーンといい音を鳴らしてみよう。

そして、右に写っている像の人物は
安土桃山時代から江戸時代に活躍した
知る人ぞ知る京都の豪商・角倉了以。

「すみのくら りょうい」と読み
この二尊院に墓地がある。

急流と巨岩の続く保津川を開削し
川を船が通えるようにし
嵯峨の発展に尽力したばかりか

宇治川から木屋町まで貫く
高瀬川をはじめ富士川、天竜川
鴨川、庄内川などの開削や疎通も行い
「水運の父」としてつとに知られる。

この場所が藤原定家が
小倉百人一首を選定した
時雨亭の跡地とされている。

実は時雨亭の遺構は他にも
二尊院の隣りにある常寂光寺
二尊院の前にある厭離庵の
合計三カ所の候補地があるのだが
今となっては神のみぞ知るである。


時雨亭跡地の前には
嵯峨野の街並みが広がっている。

果たして藤原定家は
この穏やかな景色を眺めながら
小倉百人一首を選んだのだろうか?

□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□□□□

余談になるが、角倉了以が
晩年を過ごしたと言われるのが
桂川(保津川)の流れが真下に見える
烏ケ岳の中腹にある大悲閣・千光寺。

丁度この真下で星のや京都が営業している。

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