2018 京都の旅 vol.2 瑠璃光院。

天下無双のリフレクション。


京都が誇る紅葉絵巻の中でも
鏡面磨きされた写経机に反射した
世にも美しい紅葉を魅せてくるのが
ここ瑠璃光院の「瑠璃の庭」だ。

場所は京都の北東。

最寄り駅は京都の
碁盤の目からもかなり離れた
北東に位置する八瀬比叡山口駅。

駅舎には「八瀬驛」と書かれている。

下鴨神社のある叡山電鉄本線
出町柳駅から約14分で到着出来る。

瑠璃光院 山門。

開門は基本10時からだが
8時半に到着した頃には
整理券配布場所には長蛇の列
およそ300人が並んでいた。

その為、この日の朝は
8時50分頃から開門を始めた。

山門をくぐると
参道の緑の風景が広がる。

さ、いよいよ
瑠璃の庭が眺められる書院に到着。

がしかし、とても小さい建物だ。

果たして300人以上の参拝客が
此処に収容できるのだろうか?

ちょっと心配。

書院2階より西方を眺める。

そして、東方へ目をやると・・・

2階から眺めた「瑠璃の庭」。

瑠璃の庭の紅葉と
写経机に映った紅葉が美しい。

しかし、この美しさの反面
100人以上のカメラマンたちが
反対側でポジション争いする姿は
壮絶以外の何物でもない。

その壮絶な現場も
カメラに収めてきたが
夢も希望もなくなるので
もちろんここでは公開しない。

ただゆっくり鑑賞するなど
夢のまた夢、絶対不可能とだけ
心得ておいたほうがいいだろう。

1階から眺めた「瑠璃の庭」。

写経机がないため
カメラマンも少なく
多少1階のほうがゆっくり鑑賞できる。

座禅を組むならもちろん1階だ。

以上、本当に小さな院なので
混雑さえなければ
拝観に30分も掛からない。

しかし、いくつかのポジションで
撮影をしようとするなら
2時間は覚悟したほうが良いだろう。

11時頃には300人どころか
500人以上の長蛇の列になっていた。

もともとこの地には
明治から大正期に活躍した
実業家兼政治家の田中源太郎が
所有していた庵のあったところ。

因みにその頃、三条実美が
当時の庵に「喜鶴亭」と名付け
直筆の命名額を下したそうだ。

そして、田中の死後
別の個人の別荘となり
数寄屋造りの建物は中村外二

庭園は仁和寺や修学院離宮
桂離宮などの造園で知られる
佐野藤右衛門一統の「植藤」により
現在みられる姿に造営されたそうだ。

その後、京福電気鉄道の所有となり
高級料理旅館「喜鶴亭」として
営業していたが廃業することとなり

岐阜市に本坊を置く浄土真宗
無量寿山光明寺光明寺が買収。

本堂を設置し、寺宝を移して
2005年に寺院に改められたそうだ。

■ 光明寺京都本院 瑠璃光院
住所:〒606-0067 京都府京都市左京区上高野東山55
TEL:075-781-4001
拝観料:一般2000円
拝観時間:10:00~17:00