「変革者たちの仕事術」
なんと興味をそそられるテーマではないか。
でも、その前に
まずはボク個人が慕う
歴史上に名を遺した
変革者たちを挙げておきたい。
◆ 千利休
もう説明する必要はないだろう。
利休が一生をかけて追及した
侘び錆びの精神は日本の心になっている。
なぜ大河ドラマの主人公に
なってないのか不思議でしょうがない。
◆ 狩野永徳
聚楽院の「花鳥図」
「洛中洛外図屏風 上杉本」など
多くの傑作を生みだした狩野派の統帥。
その技法は400年以上受け継がれている。
◆ 尾形光琳
光琳が生み出した
「光琳模様」と呼ばれる意匠は
今の時代にも脈々と受け継がれている。
◆ 夏目漱石・正岡子規
親友同士であった漱石と子規
示し合わせたかどうかは定かでないが
彼ら二人が文語体だった日本文学を
口語体に改め誰もが楽しめるようにした。
◆ 重森三玲
東福寺 方丈庭園
瑞峯院 独坐庭
光明院 波心庭など
京都の有名寺院の庭園をはじめ
数多くの美・庭園を遺した昭和の天才作庭師。
三玲の遺した庭園は
千年先まで人の心を洗うことだろう。
そして、ボクが勝手に思う
現代の変革者と言えば・・・
和食の鉄人・道場六三郎
音楽業界からは矢沢永吉
芸能界からは高倉健
スポーツ業界からはイチロー
実業界からは佐藤可士和
小説業界からは村上春樹
ファッション業界からは・・・
Brift H の長谷川裕也氏が思い浮かぶところ。
どの変革者にも共通してるのは
唯一無二のスタイルと型がある感じ?
影を見るだけで誰か見当がつくみたいな。
さて、本誌で気になった
変革者は作家エージェントを営む
CTBのこのおふたり
三枝亮介氏と寺田悠馬氏。
作家エージェントながら
今年9月にボクも鑑賞した
伊坂幸太郎原作
ブラッド・ピット主演の
映画「ブレット・トレイン」の
エグゼクティブ・プロデューサーまで
務めていたというから驚きだ。
アメリカでの
原作の翻訳版売り込みから
映画公開に至るまでの経緯は
サッカー日本代表にも
負けないくらい熱いモノがあった。
ぜひ一読されたし。
□□□ 東雲乃呟 □□□□□□□
こんなところに道作っちゃうんだ!?